ニュージーランド-3,4

 日記をつけた後に面白いことがあって、そのことについて書き足せなかったら嫌だから、毎日その日のことではなくて前日について日記をつけていたけど、もう前日のことなんて覚えてないから今日中に書いてしまうことにした。だから今日は二日分かく、そして明日からはその日のことについて書く。

 

 昨日からは普通に大学の授業が始まった。1日目はマオリ式の歓迎と英語のクラスとキャンパスツアーをした。

 マオリ式歓迎はマオリ語の歌と言葉とって感じ。何言ってるかは分からないんだけど、みんな分かって歌ってるんかな?宗教とかに通じてそうだから聞けず。ちなみにその中に日本人も居たんだけど、分からないから口パクしてたらしい。そりゃそうやんな。

 マオリの挨拶は手を握っておでこと鼻をくっつける。日本人的には照れちゃって笑ってしまう人もいるけどこれは真剣なやつだから笑わないでねって注意された。実際やってみたけど、相手が真剣だから笑う余地はなかった。

 ニュージーランドに来るまでは私たちが日本文化に居ながら着物を着ないように、マオリ文化もただその名前があるだけなのかと思っていたけど、そうではなくてかなり生活に密着しているのかもしれないと思った。場所の名前がマオリの影響を受けていたり、大学のポータルサイトマオリ語に対応してる。実際、10%程度(だったかな?大学で教えてもらったけど詳しい数字は忘れた)はマオリの人らしい。

 

 英語のクラスでは母国語が英語じゃない人がまとまって授業を受ける。チリ人や中国人などなど。日本では受けてる生徒の母国語はみんな日本語だから、日本語で喋ってしまうことも多々あるけど、母国語がみんな同じじゃないから同じ母国語同士でも英語で喋るのがマナー?気遣い?って感じた。母国語で話してると相手は何を喋ってるのか全く分からないから悪口を言っているように感じてしまうこともあるかもしれないし。そんな環境は英語を喋る上で重要かもしれないと思った。それに、全く違う母国語を喋る人とお互い第二言語で喋ることができるのはとても面白い。

 これは国民性?に関係しているのか、それとも少し長く授業を受けているからなのか分からないけど、みんな授業でとてもたくさん発言するように感じた。私含め日本人は文法と単語はたくさん分かるけど、喋ることが苦手。ゆえに聞くのも苦手。逆にその他は文法と単語はあまり分からないけど、喋るのが得意。ゆえに聞くのも得意。まあ発音は日本人の方が比較的正しいように感じるけど。

 ただ日常会話ができるようにするという観点だけで考えると、他の人たちのようにたくさん喋る方がいいのかもしれないなと思った。発音が正しくなくても、喋ったら正してもらえるし、正しい発音がわかれば自ずと聞こえるようになってくるのではないかと思う。もちろんこれはあくまでも一人で海外で英語を使って生きるために文法<実践を言っているだけで、対等に海外で仕事をしようと思うと話は別だと思ってる。きっと日本の教育は対等に仕事ができる人を育成しようとしてるんじゃないかな?と思う。知らんけど。

 もちろん、日本の教育が優れていると思う点もいくつもあって、先述したように発音は日本人の方が圧倒的に綺麗(rとlの発音とかそんなことじゃなくて、sをスと発音するのかズと発音するのか、アクセントはどこにあるのかみたいな部分。正直rとlやthとかの発音なんて母国語に似た発音があるかないかで完成度は変わってくると思う)。それに、おそらく英語を最短のスピードで習得することができていると思う。多分。多分ね。それに、大学程度の英語を身につけてたら、割と生きていけるし、英語割と褒められるし、もっと自信持っていいのかもしれないと思った。胸張っていこう。微妙な時はとりあえず意見を言って、not sureで乗り切る。これが正しいのかは知らんけど、I don't know/no ideaよりは議論が進んで有意義。

 つまり、日本でももっとビビらずに英語喋った方がいいんじゃないの?って思った。

 

 そしてその後はキャンパスツアーをした。ニュージーランド土地余りすぎなのかキャンパス間移動がめちゃめちゃ辛い。歩いて20分くらいある。しかも坂道。さらにきつい日差し。健康になるわ。

 ここについては特記事項なし。図書館で勉強してる人がちらほらいるのも、会議室使ってる人がちらほらいるのも日本と変わらん。蔵書数については大学の規模にもよるしなんとも言えん。同じ。売店も同じ。その他の施設についても大学による。なんとも言えん。

 

 2日目は英語のクラスと経済学のクラス。

 経済学に関してもまあ普通に勉強しました。特記事項なし。

 で、授業終わりに学校にあるテニスコートでテニスした。楽しかった。特記事項なし。

 そして2日目にして初めて市営のバスを使った。Auckland Transportの略でAT metroという名前。日本みたいに「次は○○」とアナウンスしてくれなくて、自分の降りるバス停が近づいたら自分でボタン押して知らせる式。そもそものバス停がどこにあるか知らなかったら永遠に降りられないし、中には環状線のバスもあるという初見殺し仕様。と、思っていたらおそらく現地の人も同じことを思うのか、AT mobileというすごい使いやすいアプリがあって、時刻表と、今バスがどの辺りを走ってて、どこにバス停があるのかが一括して見ることのできるアプリがあった。しかも目的地を保存することもできる。めちゃめちゃ便利。この情報るるぶに載ってなかったんやけど、絶対必要やろこの情報。ていうかAT metroとAT mobileはセットで載せるべきやろ。るるぶさんしっかり。ちなみに現金でも乗ることはできるけど、AT HOPカードを買うとだいたい半額で乗れます。カードは10ドルのプリペイド式で、入金しないと乗れません。ニュージーランド行く方は是非。

f:id:io_astro:20190205183601p:image

 

 まあ学校生活はこんなもんで、これから変わり映えしないんかな?まあその日に思ったことは忘れないように書いていこうと思う。30日間しかないし、忘れたくないし。

 家での生活にもかなり慣れて、ルーティンを把握してきて、生活しやすくなってきた。ホストファミリーがチキンを食べやすいように切ってくれてたり、食べる量を察してくれたりして日々暮らしやすくなっていく。ありがとう。

 それに少しずつ英語を聞くのが苦じゃなくなってきた、と言うか日本語の方が使う時間が短いから、使用言語が少しずつ英語に切り替わってる感じがする…、なんとなく。少しずつ上達していきたい。

 

 明日はWaitangi Dayという国民の祝日マオリとイギリス政府が条約を結んだ日らしい。要は終戦記念日?この間のPihaビーチとは違うビーチに家族みんなで遊びにいって、マウンテンバイクするらしい。楽しみ。

 そう言えば、こっちでcenterやmeterはcentre、metreと表記するっぽい。イギリスを感じた。

 

p.s.日本の飲み物売ってた。

f:id:io_astro:20190205183650j:image